2011年10月
2011年10月28日
黒富士の岩脈・岩頸
黒富士火山
・甲府の北方約15kmにある。
・更新世前期(170~70万年前)に扁平な火山ができる。
・その後、浸食されて岩脈と岩頸が露出する。
クリスタルライン(御岳昇仙峡の奥)から見る
岩脈が4~5個あるが
燕岩岩脈は国の天然記念物に指定される。
横に積重なって見えるのは柱状節理。
全体の最大幅30m、延長2500m。
*岩脈は、火山堆積物の割れ目に溶岩が
入って固まったもの。まわりの堆積物が
浸食され地表にあらわれた。
黒富士の山から見下ろす。
遠景は、小川山・みずがき山・金峰山
*岩頸(がんけい)は、下からマグマ
があがってきた火道の固まった溶岩
のドーム状の突出地形。
長径420m、比高200m。
宮沢賢治の詩に出てくる。
南昌山もこれです。
ネックと表現されている。