2016年09月
2016年09月30日
「暮しの手帳」が家にあった
「おそうざい十二ヶ月」は
昭和31年から43年に
雑誌に連載されたのをまとめた本
表紙と装画は花森安冶
一つの料理が見開き1ページで見やすく簡潔だ
巻末に〈料理別の総索引〉〈材料別の総索引〉がある
今も充分に使える
発行者は大橋鎮子
結婚した時に職場の同僚から頂いた。その女性と嫁は、偶然に趣味を通して旧知の間柄であった。何もいわなかったが、共働きだから「男も食事をつくりなさい」という意味のプレゼントだったのだろう。
今ページをめくってみると、酒のつまみに「ブリと大根のなべ」など数種類しかつくった記憶がない。子どもが増えて、忙しい生活になってもほとんどやらなかった。
私の食事の用意は、通勤の帰りに買ってくるか、キャンプの簡単クッキングや飲み屋のつまみ風で、日本食は食材の味をいかすことだ言い訳していた。