2021年05月
2021年05月28日
2021年05月27日
読書メモ5月下:高橋弘希、柴崎友香、黒田夏子、鹿島田真希、円城塔
芥川賞作品五つ、難しいのもある。
〈文春BOOKS〉東京から東北の町に引っ越した中学3年生の少年・歩。クラスの中心で花札を使い物事を決める晃、いつも負けてみんなに飲み物を買ってくる稔。転校を繰り返してきた歩はこの小集団になじんでいると信じていたが・・・
〈賞選評・奥泉光〉日本語のリアリズムの技法、文体をわがものとして描写、説明のバランスを的確にとりながら奥行きのある小説世界を構築。
「春の庭」 柴崎友香 14年芥川賞作品
ミステリなのか?すじの伏線を気にして読む。土地、街、人々がなんとなく良い雰囲気の小説。
〈文春BOOKS〉世田谷の取り壊し間近のアパートに住む太郎は、住人の女と知り合う。彼女は隣の「水色の家」に異様な関心を示す。徒に積み重なる時間の中で彼らが見つけたものとは・・・
「道化師の蝶」 円城塔
18年芥川賞作品
〈文春BOOKS〉東京から東北の町に引っ越した中学3年生の少年・歩。クラスの中心で花札を使い物事を決める晃、いつも負けてみんなに飲み物を買ってくる稔。転校を繰り返してきた歩はこの小集団になじんでいると信じていたが・・・
〈賞選評・奥泉光〉日本語のリアリズムの技法、文体をわがものとして描写、説明のバランスを的確にとりながら奥行きのある小説世界を構築。
「春の庭」 柴崎友香 14年芥川賞作品
ミステリなのか?すじの伏線を気にして読む。土地、街、人々がなんとなく良い雰囲気の小説。
〈文春BOOKS〉世田谷の取り壊し間近のアパートに住む太郎は、住人の女と知り合う。彼女は隣の「水色の家」に異様な関心を示す。徒に積み重なる時間の中で彼らが見つけたものとは・・・
13年芥川賞作品
難解だ.にちじょうせいかつのことをほとんどひらがな,よこがきでかいてある小説なのになんどもよむのをやめた.横書きのずいひつのれんさくを,よんでいるとおもえばよめるかな.
〈文春BOOKS〉文章には昭和の知的家庭に生まれたひとりの幼な子が成長し、両親を見送るまでの美しくしなやかな物語が隠されている。
難解だ.にちじょうせいかつのことをほとんどひらがな,よこがきでかいてある小説なのになんどもよむのをやめた.横書きのずいひつのれんさくを,よんでいるとおもえばよめるかな.
〈文春BOOKS〉文章には昭和の知的家庭に生まれたひとりの幼な子が成長し、両親を見送るまでの美しくしなやかな物語が隠されている。
12年 芥川賞作品
〈河出書房新社Web〉裕福だった過去に執着する母と弟。逃れて結婚した奈津子は夫が不治の病になってしまう。だがそれは奇跡のような幸運で、車椅子の夫とたどる過去への旅を描く。
〈宮田輝選評〉この己心のなかで繰りひろげられる劇によって、主人公は死から生へと舵を切ることができた。
〈河出書房新社Web〉裕福だった過去に執着する母と弟。逃れて結婚した奈津子は夫が不治の病になってしまう。だがそれは奇跡のような幸運で、車椅子の夫とたどる過去への旅を描く。
〈宮田輝選評〉この己心のなかで繰りひろげられる劇によって、主人公は死から生へと舵を切ることができた。
「道化師の蝶」 円城塔
12年 芥川賞作品
よく分からない。私の知ってるのでは星新一のような。主人公が謎の絵描きバンクシーに似ているような。
〈講談社BOOK倶楽部〉無活用ラテン語の小説で道化師とされた実業家E氏。小説の作者はE氏の潤沢な資金と人員を投入した追跡をよそに、各国の言語で書かれた小説の原稿を残し追跡をかわし転居していく。
よく分からない。私の知ってるのでは星新一のような。主人公が謎の絵描きバンクシーに似ているような。
〈講談社BOOK倶楽部〉無活用ラテン語の小説で道化師とされた実業家E氏。小説の作者はE氏の潤沢な資金と人員を投入した追跡をよそに、各国の言語で書かれた小説の原稿を残し追跡をかわし転居していく。